【2023年版】イタリアワイン ヴェネト州のDOCG

【2023年版】イタリアワイン ヴェネト州のDOCG

イタリアのヴェネト州は、ヴェネツィアを州都とする北イタリアの州です。
ヴェネツィアといえば、水の都。だれもがあこがれる、海の浮かぶ街。イタリアでも随一の観光地です。

今回は、そんなヴェネト州で造られるDOCG(統制保証原産地呼称)ワインをご紹介します。

ヴェネツィア
(ヴェネツィアの運河↑)
目次

イタリア、ヴェネト州のワインとは

イタリアヴェネト州DOCG

イタリアのヴェネト州は平野が半分以上を占めています。山岳地帯が29%、丘陵地帯が15%、平野が56%となっています。

ロンバルディア州と接するガルダ湖付近は温暖な気候で、アドリア海に面する平野では夏は高温になります。

ブドウの栽培に適している気候で、特に平野でのブドウ栽培が盛んです。

ヴェネト州はイタリアでもっともワインの生産量が多い州となっています(約1175万ヘクトリットル(2021年データ))。

ヴェネト州のDOCGワインは、14個です。

イタリア・ヴェネト州のDOCGワインの一覧リスト

(アルファベット順)

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ Amarone della Valpolicella

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラは、ヴェローナの北に位置するヴァルポリチェッラ地区で造られる赤ワインです。

世界のワイン愛好家のあいだでも人気のあるアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。人気の理由は、その造り方にあります。

通常の赤ワインは、収穫したブドウを除梗し、そのまま発酵させて造られますが、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラは、収穫したブドウを数か月間陰干ししてから発酵させて造られます。これにより凝縮した味わいのワインができあがります。

同じくブドウを干して造られるレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは甘口ワインで、レチョートを造る際に、糖分がすべて発酵してしまい辛口になったのがアマローネだといわれています。「アマローネ」とは、「苦い」という意味ですが、レチョートの甘口に対し、アマローネと呼ばれたのです。

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラのブドウ品種は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼが45~95%、ロンディネッラが5~30%と定められています。
25%までは、ヴェローナ県で栽培されたノン・アロマティックの黒ブドウをブレンドすることができます(単一ブドウは10%まで)。

アルコール度数が最低14%と定められていて、これは通常のワインより高めです。

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラは、チェリーのリキュール漬けやレーズン、チョコレートやシナモンなどあまやかな香りが感じられます。凝縮感があり、濃厚な味わいです。
20年は熟成できる長熟のワインです。

ペアリングは、長時間煮込んだ牛肉や、ジビエ料理がなんといっても合います。ゆっくり味わいながら、ディナーに楽しみたいワインです。

名門マァジ社のアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ↓↓↓↓

バニョーリ・フリウラーノ(またはフリウラーノ・ディ・バニョーリ) Bagnoli Friularo(Friularo di Bagnoli)

バニョーリ・フリウラーノは、パドヴァ周辺で造られる赤ワインです。

バニョーリ・フリウラーノのブドウ品種はラボーゾ・ピアーヴェが最低90%使われなければなりません。
そして、パドヴァ県で栽培された、ほかの黒ブドウ品種を10%までブレンドすることが認められています。

バニョーリ・フリウラーノの熟成期間は、12か月。バニョーリ・フリウラーノ・リゼルヴァの熟成期間は、24か月(そのうち最低12か月は木樽熟成)です。

バニョーリ・フリウラーノにはパッシートのカテゴリーがあり、陰干しされたブドウから醸造され、24か月熟成されます。

バニョーリ・フリウラーノは、プルーンやチェリーの香り、カカオやシナモンのニュアンスがあり、タンニンと酸味がしっかりしている味わいです。


肉のローストやグリルと相性のいいワインです。

バルドリーノ・スペリオーレ Bardolino Superiore

バルドリーノ・スペリオーレは、ガルダ湖の東にあるバルドリーノ周辺で造られる赤ワインです。

バルドリーノ・スペリオーレのブドウ品種は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ35~80%、ロンディネッラ10~40%で、モリナーラを15%まで使用することができます。
そのほかヴェローナ県で栽培されるノン・アロマティックの黒ブドウを20%まで(単一では10%まで)ブレンドすることができます。

スミレやチェリー、ブラックベリーなどの香りが感じられ、果実味あふれる味わいです。

ミートソースのパスタや鶏肉料理とよく合う味わいです。またチーズともぴったりです。

バルドリーノのトップ・ワイナリーカヴァルキーナのバルドリーノ・スペリオーレ↓↓↓↓

コッリ・ディ・コネリアーノ Colli di Conegliano

コッリ・ディ・コネリアーノは、ヴェネツィアの北方にあるコネリアーノ周辺で造られるワインで、白ワイン、赤ワイン、パッシート(陰干しして造られる甘口ワイン)があります。

コッリ・ディ・コネリアーノの白ワインのブドウ品種は、マンツォーニ・ビアンコ最低30%、ピノ・ビアンコまたはシャルドネ最低30%、ソーヴィニョンまたはリースリング10%まで、となっています。
エレガントな味わいです。

コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソの赤ワインのブドウ品種は、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルツェミーノ、メルローのそれぞれが最低10%で、メルローは40%までとなっています。インクローチョ・マンツォーニとレフォスコを20%まで使用することができます。
コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソの熟成期間は最低24か月で、そのうちの6か月は木樽熟成が義務付けられています。
コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソ・リゼルヴァの熟成期間は最低36か月。そのうちの12か月は木樽熟成が義務付けられています。
ストラクチャーのある力強い味わいです。

コッリ・ディ・コネリアーノ・レフロントロは、赤ワインまたは赤のパッシートで、マルツェミーノが最低95%でなければなりません。
トレヴィーゾ県で栽培されるノン・アロマティックな黒ブドウを5%まで使用することができます。
コッリ・ディ・コネリアーノ・レフロントロ(赤ワイン)の熟成期間は、最低24か月でそのうちの12か月は木樽熟成が義務付けられています。
一方、コッリ・ディ・コネリアーノ・レフロントロ・パッシートの熟成期間は、最低4か月です。
骨格がしっかりとしたまろやかな味わいです。
ベリー系のアロマが広がる甘口の味わいです。

コッリ・ディ・コネリアーノ・トルキアート・ディ・フレゴーナは、白のパッシートで、ブドウ品種は、グレラ最低30%、ヴェルディーゾ最低20%、ボスケーラ最低25%使用されなければならず、トレヴィーゾ県で栽培されたノン・アロマティックな白ブドウを15%まで使用することができます。
コッリ・ディ・コネリアーノ・トルキアート・ディ・フレゴーナの熟成期間は、最低24か月です。
ハチミツやドライフルーツの香りに深みのある甘口ワインです。

『神の雫』で有名になったベッレンダのコッリ・ディ・コネリアーノ「コントラーダ・ディ・コンチェニゴ」↓↓↓↓

コッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョ(またはフィオール・ダランチョ・コッリ・エウガネイ) Colli Euganei Fior d’Arancio(Fior d’Arancio Colli Euganei)

コッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョは、パドヴァ県で造られるワインで、白ワイン、スプマンテ(スパークリングワイン)、パッシートがあります。

ブドウ品種は、モスカート・ジャッロが最低95%です。そして、パドヴァ県で栽培されたアロマティックなブドウを5%まで使うことができます。

コッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョの白ワインは辛口ですが、あまやかなアロマの広がるワインです。

また、コッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョ・スプマンテは、アロマティックな甘口です。

コッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョ・パッシートは、アロマ豊かで、複雑な味わいの甘口ワインです。

日本ではあまり見かけないコッリ・エウガネイ・フィオール・ダランチョですが、以下で買うことができます。

リソン Lison

リソンは、ヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にまたがるDOCGの白ワインです。

ヴェネトでは、州の東側に位置するヴェネツィア県、トレヴィーゾ県、ポルデノーネ県で造られています。

リソンのブドウ品種は、タイ(フリウリではフリウラーノと呼ばれる)を最低85%使用しなければなりません。
また、ヴェネツィア県、トレヴィーゾ県、ポルデノーネ県で栽培されたノン・アロマティックな白ブドウを15%まで使用することができます。

白い花やゴールデンデリシャス(りんご)、タイムのような香りが感じられ、さわやかで心地のよい味わいです。

ペアリングは、ハムやサラミなどと相性がよく、魚介料理全般ともぴったりです。

モンテッロ・ロッソ(またはロッソ・デル・モンテッロ) Montello Rosso (Rosso del Montello)

モンテッロ・ロッソは、ヴェネト州トレヴィーゾ県で造られる赤ワインです。

ブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンが40~70%、
メルロー、カベルネ・フラン、カルメネールが30~60%、
トレヴィーゾ県で栽培されたアロマティックでない黒ブドウを15%まで使用することができます。

モンテッロ・ロッソの熟成期間は18か月で、そのうち最低9か月は木樽熟成が義務付けられています。

モンテッロ・ロッソ・スペリオーレの熟成期間は24か月で、そのうちの12か月は木樽熟成が義務付けられています。

ブルーベリーなどのベリー系の香りやスパイス香が感じられ、果実味豊かで、しっかりしたタンニンがある味わいです。

ミートソースのパスタなどと非常に相性がいいワインです。

ピアーヴェ・マラノッテ(またはマラノッテ・デル・ピアーヴェ) Piave Malanotte (Malanotte del Piave)

ピアーヴェ・マラノッテは、ピアーヴェ川流域で造られる赤ワインで、マラノッテという名前は産地の中心であるマラノッテ村からきています。

ピアーヴェ・マラノッテのブドウ品種は、ラボーゾ・ピアーヴェが最低70%、ラボーゾ・ヴェロネーゼが30%までとなっています。
トレヴィーゾ県またはヴェネツィア県で栽培された黒ブドウを5%まで使用することができます。

熟成期間は、36か月で、そのうち最低12か月は木樽熟成が義務付けられています。

熟したチェリーやブラックベリーなどのアロマやバルサミックな香り、スパイス香が重なり合う複雑な香りで、重厚感があり、しっかりした酸味とタンニンが感じられる味わいです。

ペアリングは、肉のグリルやローストがぴったりです。ジビエ料理も相性バツグンです。

アゾーロ・プロセッコ(またはコッリ・アゾラーニ・プロセッコ) Asolo Prosecco (Colli Asolani Prosecco)

プロセッコは、世界で一番消費されているスパークリングワイン。
プロセッコには、ひとつのDOCとふたつのDOCGがあり、アゾーロ・プロセッコDOCGはそのうちのひとつです。

アゾーロ・プロセッコは、トレヴィーゾ県のコッリ・アゾラーニを中心とした地区で造られるプロセッコです。

アゾーロ・プロセッコのブドウ品種は、グレラが最低85%で、ヴェルディーゾ、ビアンケッタ・トレヴィジャーナ、ペレラ、グレラ・ルンガが15%までとなっています。

以下3つの分類があります。

●アゾーロ・プロセッコ
●アゾーロ・プロセッコ・スペリオーレ
●アゾーロ・プロセッコ・フリッツァンテ

アカシアのような白い花、レモンなどの柑橘系フルーツの香りが感じられ、フレッシュでさわやかな味わいです。

さまざまな前菜、フィンガーフードなどのおつまみと合わせると最高。魚介料理全般にもとても合います。

コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ Conegliano Valdobbiadene Prosecco

アゾーロ・プロセッコと並び、DOCGに指定されているプロセッコ、コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ。

コネリアーノ、ヴァルドッビアーデネの地域で造られるプロセッコです。

ブドウ品種は、グレラが最低85%で、ヴェルディーゾ、ビアンケッタ・トレヴィジャーナ、ペレラ、グレラ・ルンガが15%までとなっています。

以下、3つの分類があります。

●コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ
●コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・フリッツァンテ
●コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スプマンテ・スペリオーレ

スプマンテ・スペリオーレには、「カルティッツェ」の表示がなされるものがあります。カルティッツェとは、サブゾーンとして規定されている107ヘクタールの畑です。

「リヴェ」の表示は、単一の市や村のブドウを使用したものです。リヴェに使用されるブドウは手摘みされなければならず、リヴェのワインはラベルにミレジマート(収穫年)を表記しなければなりません。

また、澱とともに瓶内二次発酵される「スル・リエヴィト」も追記表示がなされます。スル・リエヴィトとは、「澱の上で」という意味のフランス語「シュール・リー」にあたるイタリア語です。

コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコは、フローラルでフルーティーな香りとフレッシュでさわやかな味わいですが、残糖量により辛口の度合いが異なります。
辛口の度合いは、ブリュット(辛口)、エクストラ・ドライ(やや辛口)、ドライ(中辛口)となっています。

リヴェ、カルティッツェは、より複雑な香りで、エレガントでまろやかな味わいです。

スル・リエヴィトは、泡がきめ細かく、パンをトーストしたような香りが感じられ、芳醇な味わいです。

プロセッコは、おつまみや前菜と非常に相性がよく、リゾットや魚料理全般、野菜を使った料理にもぴったりです。

『神の雫』で注目されたワイナリー、ベッレンダのコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ↓↓↓↓

レチョート・ディ・ガンベッラーラ Recioto di Gambellara

レチョート・ディ・ガンベッラーラは、ヴェローナとヴィツェンツァの間に位置するガンベッラーラを中心に造られている白の甘口ワインです。

レチョート・ディ・ガンベッラーラのブドウ品種は、ガルガーネガ100%。

クラシコ(スティルのタイプ)とスプマンテのタイプがあります。

レチョート・ディ・ガンベッラーラは、ブドウをアパッシメント(陰干し)してから造られます。

レチョート・ディ・ガンベッラーラはデザートワインとして飲まれるワインで、クラシコは桃のシロップ漬けやアプリコット、ハチミツなどの香りがあり、極甘口です。

一方、スプマンテは、ブリオッシュのような香り、キャロブのニュアンスがあります。

クッキーやタルト、パイなど焼き菓子と非常によく合います。

レチョート・ディ・ソアーヴェ Recioto di Soave

レチョート・ディ・ソアーヴェは、ヴェローナの東に位置するソアーヴェの周辺で造られる白の極甘口ワインです。

レチョート・ディ・ソアーヴェのブドウ品種は、ガルガーネガが70%以上、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェが30%までです。その30%の中には、ヴェローナ県で栽培された他の白ブドウを5%までブレンドすることができます。

レチョート・ディ・ソアーヴェには、スティルのタイプと、スプマンテのタイプがあります。

レチョート・ディ・ソアーヴェは、ブドウの収穫後、陰干しされ、醸造されます。

レチョート・ディ・ソアーヴェの歴史は古く、5世紀にすでにこの地方で陰干しされた白ワインが造られていたといわれています。

深い黄金色で、アプリコットのシロップ漬けやハチミツ、ミモザのアロマが広がり、しっかりとしたストラクチャーで、極甘口ながらも酸も感じられ、豊潤な味わいです。

デザートワインとして飲まれるレチョート・ディ・ソアーヴェ。特に、焼き菓子と合います。また、青かびチーズともマリアージュします。

ソアーヴェを代表する造り手ピエロパンのレチョート・ディ・ソアーヴェ↓↓↓↓

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ Recioto della Valpolicella

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラと同じく、ヴェローナの北に位置するヴァルポリチェッラ地区で造られます。

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは極甘口の赤ワインで、ブドウ収穫後、陰干しして造られます。

約3か月間陰干しされ(12月1日から醸造することができます)、醸造後木樽で熟成されます。

熟成期間は3年間と定められています。

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラのブドウ品種は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼが45~95%、ロンディネッラが5~30%です。
25%までは、ほかのブドウもブレンドできますが、以下の条件を満たしていなければなりません。
・ヴェローナ県で栽培されたノン・アロマティックな認可されている黒ブドウ15%まで(単一品種としての使用は10%まで)。
・イタリアの伝統的なブドウとして認められている黒ブドウで、ヴェローナ県で栽培されたもの10%まで。

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは、以下の4つの分類があります。

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ
レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ
レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・スプマンテ
レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・ヴァルパテーナ

ヴァルパテーナはサブゾーンです。

レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは、濃いルビー色で、チェリーのシロップ漬けや熟したブラックチェリー、シナモン、ナツメグ、リコリスなどのアロマが感じられ、まろやかな味わいの極甘口です。

チョコレートとワインのペアリングは難しい場合が多いですが、レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラは、チョコレートのお菓子とも合うワインです。
また、長期熟成されたチーズとも合わせることができます。

ヴァルポリチェッラの名門マァジのレチョート↓↓↓↓

ソアーヴェ・スペリオーレ Soave Superiore

イタリアを代表する白ワインのひとつソアーヴェ。ヴェローナの西に位置するソアーヴェを中心としたゾーンで造られています。

ソアーヴェのブドウ品種は、ガルガーネガが最低70%で、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェとシャルドネが30%まで。30%のうち、5%までヴェローナ県で栽培されたノン・アロマティックな白ブドウを使用することができます。

ソアーヴェ・スペリオーレには、以下の3つの分類があります。

ソアーヴェ・スペリオーレ
ソアーヴェ・スペリオーレ・クラシコ
ソアーヴェ・スペリオーレ・リゼルヴァ

ソアーヴェ・スペリオーレ・クラシコは、古くからソアーヴェが造られている地区で生産されるワインです。

ソアーヴェ・スペリオーレ・リゼルヴァは、1年間の熟成期間が定められています。

ソアーヴェ・スペリオーレは、フラワリーでフルーティーな香りがあり、ゴールデンデリシャスや桃の香りが感じられます。心地よい味わいで、後味に少し苦味が残るのが特徴です。

おつまみや前菜などと合わせて食前酒として楽しんだり、パスタや魚介料理と合わせて食事を楽しんだり、幅広い料理に合わせることができるフードフレンドリーな白ワインです。

リゼルヴァには、白身の肉料理も合わせることができます。

ソアーヴェを代表する造り手ピエロパンのソアーヴェ・クラシコ↓↓↓↓

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